しかし、人間の歴史上に現れたどの文明も、宇宙にかかわる深遠な疑問を探求する ために、その資源の一部を費やしたのではなかったろうか。そして、「われわれは 宇宙の中で孤独なのか?」という問いよりも深遠な疑問があるだろうか。 たとえメッセージは解読できなくとも、ほかの文明からの信号を受け取ったという だけで、われわれの世界観や自分を見る目は変わるだろう。また、もし進んだ テクノロジーをもつ文明からのメッセージが解読できれば、かつてないほど 大きな実利的恩恵がもたらされるかもしれない。SETI計画は、足場が弱いどころか、科学界から強力な支持を受け、 大衆文化にも根差したものだった。この計画には広範な人々に訴える魅力があった。 しかも実際にかかる費用は、一年間に攻撃ヘリコプター一機分ほどでしかなかった のである。そんな研究は役に立たないとの批判を浴び、 政府から研究助成金を打ち切られるなどの困難を受けながらも、 故カール セーガンがその必要性を説き、熱烈に推進してきた、 あの地球外知的生命体探査計画 SETI に、何と、 電網に接続できる電算機(パソコンでもノートでも)を持っている人なら誰でも 参加/協力することができるのです。 詳しくは、 ここの日本語の頁を参照して、 是非あなたも参加してみましょう。
(カール セーガン『カール・セーガン 科学と悪霊を語る』(新潮社、p.386)
* 緑色の星(verda stelo)はエスペラントの象徴で、 エスペラントの旗(緑星旗)の意味もある。 緑色はエスペラントの象徴色である。 緑星旗は、大会などで掲揚する際にも使われるが、 エスペランチストどうしが外国とかで待ち合わせる際の目印として利用される。 また、大会開催地などで、緑色の星のバッジを胸元や襟に留めておくと、 互いがエスペランチストどうしであることを識別するのに役立つ。宣伝文句は「緑色人が異種の緑色人を捜す!—— Verda Stelo(緑の星)は、民族間の交流だけでなく、惑星間の交流にも 興味を持つエスペランチストから構成される」 として、 soc.culture.esperanto とかに宣伝していたら、 我々とは別に「 esperanto」という班を作って宣伝している人たちが いるのを発見した。 「esperanto」の方には二人のエスペランチストが所属しているらしいので、 「Verda Stelo」か「esperanto」かのどっちか一つに統合しましょうという 電便を出した。 そしたら、「esperanto」を作った オランダのエスペランチストから 「どうしてもっと早く言ってくれなかったんだ」という 電便があり、 「Verda Stelo」の方が頁も充実しているから、 「Verda Stelo」の方に統合しましょうということになった。 この人は、私のエスペラント表記の字上符(「c^」とか「u~」とか) の書き方が気に入らないらしく、ラテン3コードかユニコードで書けないのか と言ってきたので、漢字コード以外にラテン文字コードを扱うのは厭だから、 もしやりたければ、私の頁を勝手に複写して、ラテン3コードなりユニコードなりで 頁を作ってくれて構わないし、そうすれば、その頁に こっちからリンクを張ることもできると言ってやったら、 そうするとの返事がきた。 一方、 「esperanto」の方に残っているもう一人のエスペランチスト(.uk だからイギリスか?)からは、「Verda Stelo ではエスペランチスト以外には何のことか分からないから、 そっちへ移るのをためらっている」という電便がきた。
もしも科学が、宇宙は無限に古いことを証明したらどうなるのだろうか? その場合、神学は大きな改革を必要とするだろう。実際、宇宙の年齢が無限大 だとわかれば、科学は創造主の存在を反証することになるかも知れない。 なぜなら、もしも宇宙の年齢が無限大で、宇宙がいつもそこにあったのなら、 創造主も要らなくなるだろうからだ。更に、カール セーガン、アン ドルーヤン共著『はるかな記憶』(朝日文庫) にはこんなことが書かれている。
『科学と悪霊を語る』(新潮社、p.281)
もし神が存在するとしても、神はどちらかといえば「二次原因」的なものや、 雑用的な仕事を好むことを、進化論は示唆する。だから、この世を動かし始め、 自然界の法則をつくりあげた後は、舞台からさっさと退場する。絶対的な 権力者はいなくなり、「力」は他に委ねられた。 願をかけなくても、神が人間の自助努力を妨害することはない。 神はいるにしても、はるか遠い。結局、人間は自ら道を開くしかない—— われわれが感じている心の痛みや、進化の存在を信じたくない気持を説明するには、 これで十分だろう。人間は、権力の頂点に誰かがいることをずっと信じていたい のである。
『はるかな記憶』(朝日文庫)上巻、p.129(太線は私が強調)
もし、この宇宙がわれわれのためにつくられたというのが本当であって、慈悲深い 全知全能の神が実在するならば、科学は無情で心ないことをしてきたことになる。 科学の真価は、昔からの信仰を試すことにあるからだ。しかし、 もし宇宙が人間の願いや行く末にはまったく無頓着なのだとしたら、自らを 取り巻く環境に人間を目覚めさせてくれたという点で、科学は可能な限り最大の 貢献をしてくれていることになる。 自然淘汰の容赦ない原則に従って、人間もまた、自らの存続の責任を負わされており、 それに失敗すれば滅亡する。
『はるかな記憶』(朝日文庫)下巻、p.339(太線は私が強調)
~/boincというようなディレクトリを作り、そこに Download BOINC client softwareから boinc_5.4.9_i686-pc-linux-gnu.shをダウンロードする。 まず、sh boinc*.sh でファイルを展開する。 cd BOINC でディレクトリーBOINCに移動する。 Installing and Running the BOINC client on Unix によれば、 いったん root になり、
# cp boincmgr /usr/local/bin # cp boinc /usr/local/bin/boinc_client
boincmgrとboincを/usr/local/binにコピーして、 ルートで、boinc_clientやboincを実行させ、 各種ファイルをルート所有のディレクトリに書き込むということのようだが、 私は一般ユーザーで実行させたい。 そこで、BOINC内に、例えば bnc というファイルを作り、
cd ~/boinc/BOINC nice ./boinc >>boinc.log 2>>/dev/null & ./boincmgr &
と書き込む。また、例えば bncm というファイルを作り、
cd ~/boinc/BOINC ./boincmgr &
と書き込む。そして、 それぞれに実行属性を与えておく。 それから、~/.bashrc の中に
alias cb='cd ~/boinc/BOINC' alias bnc='~/boinc/BOINC/bnc' alias bncm='~/boinc/BOINC/bncm' alias psb='ps ux|grep boinc' alias pss='ps ux|grep seti'
などを加えて(source .bashrc して)おく。 まず、 bnc と打つと、boinc が起動し、続いて boincmgr が起動する (ユーザーログイン時に起動するようにする場合は、 .bash_profile の末尾に ~/boinc/BOINC/bnc と書いておく)。 boincが走ってるかどうかは、 psb と打って確認する。 boincmgr が初めて起動すると、 日本語EUCコードを表示するフォントが見つからないが、 捜しますか? みたいな英語が表示されるので、yes をクリックして、 一応、sazanamiゴシックとかを選んでみる。で、 また、同じ表示が出たら、no をクリックして次へ進む。 「これから、プロジェクトへの参加手順をガイドいたします」で 「次へ」をクリック。プロジェクトのURL欄に、 http://setiathome.berkeley.edu 等のプロジェクトのURLを入力し「次へ」。 メールとパスワードの入力を求められるので、それを入力する。 すると、 ファイルをダウンロードして解析を始める。 boincmgr は「ファイル」の「終了」で閉じてしまっても解析は続いている。 setiathome がちゃんと走って(解析して)いるかどうかを確認するときは、 pss と打って 確認する。 boinc が起動し、setiathome が解析している状態で、boincmgr を起動したい場合は、 bncm と打つ。 boinc が起動し、setiathome が解析している状態で、 そのままログアウトしたりシャットダウンしたりしても、 解析途中のデータは保存されて終了される。 次にパソコンを起動してログインし、bncで起動すれば、 前回の解析途中のデータを引き続き解析する。
デフォールトの設定?だと、タスクを2つぐらいダウンロードして同時に 解析し始めたりするので、1度にダウンロードして解析するタスク数を1つにしたい場合は、 「戯れ言++」 辺りを参考にすると、どうも、 Log in/outから アカウント設定ページに行って、 Connect to network about every がデフォールトでは、0.1days とかになっているところを、 1daysとか2daysとかにすればいいということではないかと思う。
khmhtg 異星人 UFO